S１２　シルビア・ガゼール

講座　�U　

S12の詳しい生態？は　当時、不人気・販売台数過少ゆえに

世間一般の方々には　ほとんど知られていません。

あまりにも間違った知識が　世間に流れているのを　ちょいと修正すべく　簡単に説明しようと思います^^;

（見るに見かねて、ウィキペディアのS12に関する編集も　実はワタシが関わっていたり・・・(^^ゞ）

『　シルビアとガゼールの相違点　』

よく、「シルビアとガゼールって何が違うんだ？」という疑問を耳にします＞意外とみなさんシャイなのか？　直接、質問してきませんね^^;

最大の相違点は当時の　販売チャンネルの違いです^^;

※シルビア：サニー店（日産サニー○▲□）

※ガゼール：モーター店（○▲□日産モーター）

次に　１９８６年（昭和6１年）のマイナーチェンジ時にガゼールが廃止、シルビアに統合されたこと。

当時は高度経済成長の真っ只中で各販売店での取扱車種を増やすことが流行で

各メーカー、いわゆる『兄弟車』と言われる車種が多数ありました。

S12もそんな時期のクルマでしたので　販売店の違いで２種類、用意されていました。

後期・マイナーチェンジ時には　不人気ゆえに販売台数が伸びなかったため

シルビアに一本化されてしまいました。

後のS13型では　再び「クーペタイプ」と「ハッチバック」タイプで車種を二分化し

販売店をさらに拡大し（ハッチバックをプリンス、チェリー店で販売）復活はしましたが

ガゼールの名前は採用されず　北米仕様車風に「180SX」と名乗るようになりましたね。

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それでは　実際に車体の方の相違点を説明しましょう。

S12には　「2ドア　クーペ」と「ハッチバック」の２種類のボディータイプがありますが

両車とも　最大の相違点は

※フロント　グリル

※テールランプ

※専用ボディーカラー

※一部車種のグレード設定

です。

※フロントグリル：シルビアは格子状の「ブロックタイプ」、ガゼールは蜂の巣状の「ハニカムタイプ」

※テールランプ：シルビアは縦基調のデザイン、　ガゼールは横基調のデザイン

※ボディーカラー：各々、専用の「ツートンカラー」などの設定があり　上記二点を確認するまでもなく、

　　　　　　　　　　　　　　　　一目でシル・ガゼを判断するこもできます。

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シルビア専用色：　クーペ専用　＃381（ホワイト/ダークブルーメタリック（002/232））

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＃177（ホワイト/ゴールドメタリック（002/120））

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（50th　Anniversary　バージョン専用色）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＨＢ専用　＃178（ダークグレーメタリック/シルバー（218/210））

　　　　　　　　　共通　　　＃218（ダークグレーメタリック）

　　　　　　　　　　　　＃224（オレンジメタリック）

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ガゼール専用色：　クーペ専用　＃267（シルバー/ダークグレーメタリック（210/218））

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＨＢ専用　＃389（ダークグレーメタリック/シルバー（218/210））

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（シルビアとは塗り分けラインが異なるツートンカラーです）

	シルビア		ガゼール
フロントグリル	ブロックタイプ		ハニカムタイプ
テールランプ	クーペ		クーペ
	ＨＢ		ＨＢ
特別専用色	＃381 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ＃177 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ＃178 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ＃218 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ＃224		＃267 　 　 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ＃389

※一部車種のグレード設定

ガゼールは「Ｒ−Ｌ」や、ノンターボ（ＮＡ）である「ＲＳ−Ｘ」などの廉価グレードの設定が省略

・グレード別で見る　シル・ガゼの設定車種の違い

元々、ガゼールがＳ１１０型からの追加車種であったことや　販売店が高級車を扱うモーター店であったこともあり、

シルビアと比べると　廉価グレードの設定やカラーバリーエーションが少なく設定されています。

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